こんな風に使う!ライフプランに役立つ係数

こんな風に使う!ライフプランに役立つ係数

雇用や社会保障そして介護、将来の不安を挙げればきりがないですが、
こんなときこそしっかり人生設計、マネー設計を立てて、安心を勝ち取りたいものですね。
今回ご紹介するライフプラン係数を使うと、『今ある300万円を10年後に500万円まで殖やすには何%で運用する必要があるのか?』
『60歳までに3,000万円貯めるには、今から月々いくら積み立てる必要があるのか?』などさまざまなマネープランに役立てることができます。
ぜひ、皆さんも利用してみてくださいね。

目次

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まずは、基本的な「終価係数」と「現価係数」。
「終価係数」では現在ある資金を複利運用したとき将来いくらになるのかが、
「現価係数」では、将来の目標額に到達するには、現在手元にいくら必要かがわかります。

例えば、『今ある100万円を3%で複利運用したら、15年後にいくらになるか?』という場合には、 「終価係数」を使い、『今ある資金額 × 終価係数』で計算します。

100万円 × 1.558(表1のA = 1,558,000円

一方、『10年後に教育資金として、300万円欲しい!2%で複利運用するなら今いくら必要?』
という場合には「現価係数」を使い、『欲しい金額 × 現価係数』で計算します。

300万円 × 0.8203(表2のA = 2,460,900円

もし、今、手元に約246万円のご準備がないのであれば、こどもの成長に待った!はありませんから、運用利回りを上げるか、家計の見直しをして貯蓄を殖やすかなど何らかの対策を立てる必要がありますね。

表1【終価係数】
年/利率1%2%3%
5年1.0511.10411.1593
10年1.10461.21901.3439
15年1.16101.3459A
1.5580
20年1.2202C
1.4859
1.8061
表2【現価係数】
年/利率1%2%3%
5年0.95150.90570.8626
10年0.9053B
0.8203
0.7441
15年0.86130.7430.6419
20年0.81950.6730.5537

次は応用編です。複数の係数を使って、老後に向けたマネープランを考えてみましょう。

モデルケースAさんの場合

Aさん夫婦(夫40歳、妻40歳)60歳で定年
退職金予定額…1,000万円 : 住宅ローンは定年時で完済/公的年金額…夫婦で月額25万円(65歳から支給)
公的年金以外の収入はなし : 現在の金融資産…800万円
60歳以降、予定している必要生活費は月額32万円

まず、60~65歳までの無収入期間では、1,920万円「32万円 × 60(12ヶ月 × 5年)」が必要です。
仮に現在保有している800万円に手をつけずに60歳までの20年間、2%で複利運用できれば、
11,887,200円{800万円 × 1.4859(表1のC}となり、退職金と合わせれば何とかまかなえそうですね。

次に65歳以降の生活ですが、老後に予定の生活を送るには65歳時点でいくら準備しておく必要があるか計算します。これは、「年金現価係数」を利用します。毎月の収入が25万円、支出が32万円ですから、差額の7万円を24年間※1埋めるにはいくら必要かというと…

『年間に受け取りたい金額 × 年金現価係数』の計算でわかります。

つまり、差額の毎月7万円、つまり年間84万円を、仮に1%の複利運用をしながら24年間受け取るために必要な金額は、

84万円 × 21.2434(表3のD = 約1,785万円

となります。

では、65歳から24年間月額7万円を受け取るのに必要な資金、約1,785万円を40~60歳までの現役時代の20年間で用意するには、今から毎年いくら積み立てればよいのでしょうか?(利率は1%の複利運用と仮定)
ここでは、「減債基金係数」を使います。計算式は、『必要金額 × 減債基金係数』です。

1,785万円 × 0.0454(表4のE = 810,390円

つまり、65歳から24年間月額7万円を受け取るのに必要な資金、1,785万円を今後の20年間で準備するには、20年間毎年約81万円(月額約67,500円)を積み立てる必要があるといえます。

表3【年金原価係数】
年/利率1%2%3%
5年4.85344.71354.5797
10年9.47138.98268.5302
15年13.8651
12.8493
11.9379
20年D
21.2434
18.913916.9355
表4【減債基金係数】
年/利率1%2%3%
5年0.19600.19220.1884
10年0.09560.09130.0872
15年0.06210.05780.0538
20年E
0.0454
0.04120.0372

もし、今の時点で年間約81万円という積立額が難しいのであれば、運用利率を上げる、現在の家計収支の見直しを図る、お金との付き合い方を見直して必要生活費を下げる、などの対策を考える必要が出てきますね。

幸せの基準はそれぞれ異なりますし、ライフプランも年々変化しますので、なかなか予定通りにはならないかもしれません。
将来の安心をつかむためには、まず自分がどんな暮らしがしたいのかを明確にしましょう。自分の理想の暮らしをするために必要なマネープランを立て、2~3年ごとに見直し、修正をしていくことが重要なポイントです。

※1 65歳時点での平均余命は男性18.56年、女性23.59年(簡易生命表 平成19年より)なので余裕をみて女性の平均余命で計算。

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