金欠になってしまう原因
金欠になってしまう代表的な原因には、以下のものがあります。
- 毎月の収入が不安定である
- 収入より支出が多い
- 貯金をしていない
- クレジットカードの使いすぎ
毎月の収入が不安定である
毎月の収入が少ない場合や安定していない場合は、金欠になりやすいといわれています。
一般的に、アルバイトやパート、フリーランスなどは毎月の収入が一定ではないこともあり、収入が不安定な傾向にあります。
収入より支出が多い
収入以上のお金を使ってしまうと、当然金欠になってしまいます。
毎月の収入と支出をきちんと把握できていないと、収入より支出が多くなっても気付きにくいでしょう。
いくら収入が多くても、それ以上に無駄遣いをしていると金欠になってしまうのは当然です。収入に見合った生活ができているかを見直す必要があります。
貯金をしていない
お金がないと悩む人の多くが、貯金をしていません。
ある程度の貯金がないと、急なケガや病気、結婚式などのイベントが続いた場合など、まとまったお金が必要になったときに対応できません。
クレジットカードの使いすぎ
クレジットカードの使いすぎも金欠の原因の1つです。クレジットカードはお金を使っている感覚が薄れやすく、必要以上に使ってしまうリスクがあります。
クレジットカードの使いすぎで金欠になる人の多くは、クレジットカードの利用状況を把握できていません。
いくら使っているか分からないままクレジットカード決済を続けていると、支払日に必要なお金を準備することができないでしょう。
金欠のピンチを乗り越える方法
一時的に金欠を乗り切りたいのか、慢性的な金欠を解消したいのかによって、取るべき対策が異なります。
一時的な金欠への対策、慢性的な金欠への対策に分けてみていきましょう。
一時的な金欠の対策方法
一時的な金欠の対策方法は以下のとおりです。
- 不用品をフリマアプリなどで売却する
- 単発のアルバイトをする
- 生活困窮者自立支援制度など公的制度を利用する
- お金を借りる
不用品をフリマアプリなどで販売する
不用品をフリマアプリやオークションで売れば、まとまった額のお金を手にできる可能性があります。売れる物さえあれば、誰でも始められるのがメリットです。
ただし、買い手が見つからないと販売はできません。また、取引の内容によってはお金が手元に入ってくるまで日数がかかってしまいます。
単発のアルバイトをする
単発のアルバイトをすれば、即日にお金を手にすることも可能です。商品小分けやシール貼りなどの軽作業、イベントスタッフなどさまざまな仕事があります。
最近は、短時間から働けるアルバイトサービスも増えており、空いた時間に単発で働くことが可能です。
生活困窮者自立支援制度など公的制度を利用する
生活困窮者自立支援制度などの公的制度を利用する方法もあります。生活困窮者自立支援制度とは、生活に困窮する方の経済的自立をサポートする公的な制度です。
失業などで生活費が必要な場合、収入が減少して家賃などが払えない場合などに、利用要件を満たすことで給付が受けられるケースもあります。
まずは自分が利用できる公的制度がないかどうかを調べてみましょう。
お金を借りる
友人や家族にお金を借りられないか相談してみましょう。
身近に頼れる人がいるのであれば、利息なしでお金を借りることもできるでしょう。ただし、気の知れた友人や家族だからこそ、トラブルに発展しないよう細心の注意を払わなくてはなりません。
借用書を作成する、返済日を決めておくなど、きちんとした対策をとったうえで借りるようにしましょう。
慢性的な金欠の対策方法
これまで、一時的な金欠の対策方法を解説しました。では、慢性的な金欠にはどのような対処法があるのでしょうか。以下で4つの対処法を紹介します。
固定費- 変動費を見直す
まずは、現在の収入- 支出を把握し、固定費- 変動費の見直しを行いましょう。
- 固定費:光熱費、家賃、通信費など毎月定額でかかる費用のこと
- 変動費:食費や交際費、娯楽費などの変動する費用のこと
変動費は、毎月の上限を決めておくことで無駄な支出を抑えられます。とはいえ、変動費の節約は簡単ではありません。
そこで効果的なのが、固定費の見直しです。固定費は、一度見直すだけで年間の支出を大きく減らせる可能性があります。いくつか例をみてみましょう。
- 格安スマホに乗り換える
- 電力会社やガス会社を乗り換える
- 使っていないサブスクを解約する
- 保険を見直す
- 住宅ローンを借換える
例えば、加入している保険を見直して、不要な保険を解約したり、現在の年齢や家族構成に見合った保険に乗り換えたりするだけでも、大幅に節約できるでしょう。
貯金を始める
慢性的な金欠を解消するために、少しずつ貯金をしていきましょう。貯金がないと、一時的には金欠を乗り切れたとしても、急な出費の際に再び金欠になってしまいます。
貯金のコツは、給料が入った時点で先取り貯金をすることです。給料が入ったらすぐに貯める用の口座に移す、定期預金に預けるといった工夫を心がけましょう。
副業をする
副業で収入を増やすのも1つの方法です。最近では、クラウドソーシングサービスなどが増えたため、副業を始めやすくなっています。
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい人と受注したい人のマッチングサービスです。自分の好きな時間に働けるので、会社員でも空いた時間に稼ぎやすいのが特徴です。
ただし、会社によっては副業が禁止されている場合もあるため注意が必要です。事前に会社の規定などを確認しましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみる
金欠を解消できない場合、FPへの相談も検討してみましょう。FPとは、家計の見直しや将来の資産形成など、さまざまな相談に応じてくれるお金のプロです。
無料で相談できる場合もあるので、1人で悩まず相談してみることをおすすめします。何か解決策が得られるかもしれません。
金欠でもやってはいけないこと
いくら金欠でも、やってはいけないことがあります。お金がなくて生活が苦しいからといって、違法な闇金業者や、SNSでの個人融資には注意しましょう。
- 闇金業者の利用
- SNSなどでの個人間融資
- クレジットカードの現金化
闇金業者とは、違法な金利で貸付けを行う悪質業者です。闇金を利用してしまうと厳しい取り立てをされる場合もあります。絶対に利用してはいけません。
SNSなどでの個人間融資にも注意が必要です。トラブルに発展しやすいだけでなく、個人情報の悪用リスクなどもあります。
また、クレジットカードの現金化も避けましょう。クレジットカードの現金化とはショッピング枠を使用してお金を手に入れることで、カード会社の規約により禁止されています。
もし、現金化したことがカード会社に発覚すると、クレジットカードの利用停止措置や解約措置を取られる可能性があります。そしてその際に利用残高がある場合は一括返済を求められることも覚えておきましょう。
一時的な金欠はキャッシングで乗り越える
一時的な金欠の場合は、キャッシングを検討するのも1つです。キャッシングとは、お金を借りるサービスの総称をいいます。利用限度額の範囲内で借入れできるのが特徴です。
キャッシングには、「カードローン」と「クレジットカード付帯のキャッシング機能」の2つがあります。
カードローンでお金を借りる
カードローンは、借入れに特化したキャッシングサービスです。
クレジットカード付帯のキャッシングと比べて利用限度額が高く、金利は低い傾向にあります。
カードローンの契約ができていれば、限度額の範囲内で必要なときに借入れできます。ATMや振込などで最短即日での融資も可能なため、急な出費時にも便利でしょう。
クレジットカードのキャッシング機能でお金を借りる
クレジットカードのキャッシング機能では、クレジットカードに付帯するキャッシング枠を使って現金を借入れできます。
キャッシング枠の設定さえしておけば、最短即日に借入れが可能で、カードローンとは違い、ショッピング枠を使用して買い物もできます。
キャッシング枠のご利用限度額は、ショッピング枠に含まれる場合とショッピング枠とは別に設定されている場合があります。ショッピング枠に含まれる場合は、ショッピング枠を使うことでキャッシング枠が減ってしまうことがある点に注意しましょう。
キャッシングでお金を借りる際の注意点
キャッシングでお金を借りる際の注意点について解説します。
- 事前に返済計画を立てる
- 返済総額を把握しておく
- 審査に通る必要がある
- 総量規制の対象となる
事前に返済計画を立てる
キャッシングをする前に、返済計画をきちんと立てておくことが大切です。
キャッシングはATMで現金を出金する感覚でお借入れできるのがメリットですが、その反面借りすぎてしまうリスクがあります。いくら借りていて、返済日はいつなのかを明確にしておきましょう。
返済総額を把握しておく
金利や利息について理解し、返済総額を把握しておくのも重要です。キャッシングを利用すると、利用日数に応じた利息を支払わなければなりません。
金利は各社のサービスで異なります。金利が高いほど返済時の利息負担も大きくなるので、事前に返済シミュレーションなどを利用し返済総額を把握しましょう。
審査に通る必要がある
すでにクレジットカードにキャッシング枠が設定されている場合は、新たに審査を受ける必要はありません。
しかし、キャッシング枠を新たに設定する際には、申込みを行い、審査に通過する必要があります。審査に通過できなかった場合はキャッシングの利用ができないので注意しましょう。
総量規制の対象となる
キャッシングは総量規制の対象です。消費者金融や、クレジットカード会社などの貸金業者は、総量規制により利用者の年収の3分の1を超える貸付けは行えません。
他社からの借入れも含めて年収の3分の1までが上限のため、すでに他社からの借入れがある方や大きな額の借入れを検討している方は注意しましょう。
お金を借りるならdスマホローンがおすすめ
カードローンの利用を検討するなら、ドコモの「dスマホローン」がおすすめです(※1)。
お借入れができ、ドコモ回線やdカードのご契約状況、d払い残高からの支払い状況に応じて、お借入利率が最大3.0%引き下がる金利優遇を受けられるため、よりおトクに利用できます(※2)。なお、ご利用限度額は総量規制の範囲内で最大300万円です。
商品名 | dスマホローン |
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ご契約額(ご利用限度額) | 1万円以上300万円以内(1万円単位) |
お借入利率 | 優遇適用後金利 0.9%~17.9%(実質年率) 基準金利 3.9%~17.9%(実質年率) ※基準金利は審査結果に応じて異なります。 |
遅延損害金利率 | 20.0%(実質年率) |
ご返済期間- ご返済回数 | 最終借入後原則最長8年1ヶ月(96回) |
ご返済方式 | 残高スライド元利定額リボルビング方式 |
※1 dスマホローンの商品概要はこちら
※1ご契約には所定の審査がございます。ご希望に添えない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※2 優遇金利の適用条件について詳しくはこちらをご確認ください。
お申込みからご返済までスマホで完結できる
dスマホローンは、スマホ完結のカードローンです。お申込みからご返済まで、すべてスマホだけでご利用いただけます(※3)。
専用アプリまたはWebで利用でき、わざわざ来店する必要はありません。
※3 ご契約には所定の審査がございます。ご希望に添えない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
d払いと連携できる
dスマホローンのお借入方法は、以下の2種類です。
- d払い残高への入金
- 指定の金融機関口座へのお振込み
d払い残高への入金によるお借入れに対応している点がポイントです(※4)。d払い決済をすれば、ご利用金額に応じてポイントが貯まるというメリットがあります。
※4 d払い残高をご利用いただく場合は、d払いアプリのダウンロード、d払い残高の利用登録および本人確認が必要です。 (「d払い残高種別が「現金バリュー」の場合のみご利用いただけます。)
まとめ
金欠になると、生活が苦しくなるだけでなく精神的にも不安定になるものです。
しかし、金欠を乗り越える方法はいくつもあります。一時的な金欠を乗り切るなら、キャッシングを利用するのもよいでしょう。
しかし、その後も金欠で苦しまないためには、無理のない返済計画を立てて利用することが重要です。
お金がないとストレスを抱えたまま悩むのではなく、自分に合った対処法で金欠を解消しましょう。