プライベートバンキングとは?サービス内容や口座開設・国内と海外の違いを解説

プライベートバンキングとは?サービス内容や口座開設・国内と海外の違いを解説

プライベートバンキングとは、富裕層を対象にした金融サービスです。顧客の資産を運用・管理、事業承継、資産承継の対策や相談といった金融サービスをトータルで提供します。

プライベートバンキングは誰でも利用できるわけではなく、金融機関が定める一定の資産を所有していることや、家族も含めた審査基準を満たす必要があります。

この記事でわかること
  1. プライベートバンキングの特徴や成り立ち
  2. プライベートバンキングのメリット・デメリット
  3. 日本国内、海外のプライベートバンキングの違い

目次

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プライベートバンキングとは

プライベートバンキングとは、おもに富裕層の個人や家族・一族を対象とした金融サービスです。

プライベートバンキングと一般的な銀行のサービスの違いは、顧客の資産運用や資産管理、相続対策などより個別のニーズに応じた高度なサービスを提供する点です。

プライベートバンキングは誰でも利用できるわけではありません。口座開設ができるのは、金融機関が設けている独自の基準や資産額を満たしている方です。

プライベートバンキングを提供する銀行を「プライベートバンク」、プライベートバンクで顧客のサポート、マネジメントを行う人を「プライベートバンカー」といいます。

プライベートバンキングとウェルスマネジメントの違い

プライベートバンキングとウェルスマネジメントは、どちらも似たサービスであり顧客の資産を運用・管理、事業や資産の承継などを幅広く行うサービスです。

似たサービスではありますが、ウェルスマネジメントのほうが「資産運用・管理を包括的にサポートする・金融以外の多様なニーズにも対応する」という意味合いをもつこともあるようです。

それぞれのサービス内容は金融機関によって異なります。利用を検討している金融機関がある場合は、問い合わせて詳細を確認してみましょう。

プライベートバンキングは資産いくらから口座開設できるのか

プライベートバンキングの口座開設条件は、金融機関により異なりますが、最低でも数千万円、数億円の資産が必要になるようです。

資産状況だけではなく、家族構成なども審査の対象になるといわれています。

プライベートバンキングのサービス内容

プライベートバンキングのサービスには、次のようなものがあります。

資産運用

プライベートバンキングでは、運用を担当するファンドマネージャーなどによる資産運用や管理が行われます。円や外貨の投資信託、定期預金などの運用が可能です。

そのほかにも、不動産運用の相談にも対応しています。

資産管理

顧客から預かった有価証券を管理・保全する「有価証券管理信託」などにも対応しています。有価証券管理信託とは、顧客の保有する有価証券を預かり、金融機関が顧客ごとに管理(配当金受け取り・報告書送付など)する信託商品です。

有価証券以外にも、美術品の保管や管理、相続、承継にも対応することがあります。

事業承継・資産承継

経営する事業の承継や資産承継の相談、対策も可能です。

遺言信託や遺産整理に関する相談も可能であり、相続が発生した際、円滑に財産を承継できるようサポートしてくれます。

そのほかのサービス

プライベートバンキングでは、金融以外のサービスも提供されています。

  • 家庭の教育サービスの提案
  • 旅行プランの提案
  • 絵画・音楽・スポーツの趣味に関する提案
  • 治療などにおける医療施設の情報提供 など

顧客のニーズに合う幅広いサービスを提供、仲介、斡旋するのがプライベートバンキングの特徴です。

プライベートバンキングのメリット

プライベートバンキングには次のようなメリットがあります。

個別のニーズに沿った資産運用などを行う

プライベートバンキングでは、一般的な銀行よりも顧客のニーズに寄り添い資産運用などのサービスを提供します。

顧客の資産状況や目的に応じた個別のポートフォリオを作成し、運用を行います。

一般の銀行では扱わない商品に投資できる

一般的な銀行では扱っていないような金融商品にも投資できることは、プライベートバンキングならではのメリットです。

例えば、私募投信、優先出資証券といった商品もポートフォリオに組み込むことも可能で、投資の選択肢が広がります。

専任の担当者と長い付き合いができる

プライベートバンキングでは、資産の運用や管理、事業、家族などに関連するデリケートな問題も含め取り扱うため、顧客と担当者の信頼関係が重要です。

担当者は、資産運用などを始めとする専門性が高いスキル、知識を身につけており、顧客からのさまざまな相談に対応できます。

担当者は顧客からの要望がない限り長期的に担当することが一般的であり、信頼関係を構築しやすいようです。

プライベートバンキングのデメリット

プライベートバンキングには次のようなデメリットも存在します。

審査がある

プライベートバンキングの口座開設をするためには、審査に通過する必要があります。

金融機関により審査の内容や基準は異なりますが、資産は最低でも数千万円、数億円を所有していることが必要になるようです。

審査は、資産状況以外の家族構成なども対象となり、通過できる方は限られるでしょう。

各種手数料がかかる

プライベートバンキングを利用する際は、手数料が必要になることがあります。例えば、顧客の預かり資産に応じて、一定の割合の費用が手数料として差し引かれるといったものです。

顧客に寄り添い深いニーズまで対応したサービスを利用できる一方、手数料も考慮しながらプライベートバンキングを利用する必要があります。

プライベートバンクで資産運用すれば利益は出るのか

プライベートバンキングで資産運用を利用した場合でも、必ずしも利益が出るとは限りません。これは、自ら運用する場合でも、どのような金融機関でも変わることはないでしょう。

プライベートバンキングでは顧客の目的に応じてポートフォリオを作成するため、ハイリスク・ハイリターンを求めることもできれば、リスクをできるだけ抑えることも可能です。オーダーメイドの資産運用を求める方には相性がよいでしょう。

プライベートバンキングは国内・海外どちらのサービスがよいのか

プライベートバンクには国内、海外があり、日本に住んでいても海外のプライベートバンキングを利用することも可能です。

日本国内、海外のプライベートバンキングは特徴が異なるため、サービスの利用目的に合わせて選択しましょう。

国内のプライベートバンキングのメリット・デメリット

日本国内のプライベートバンキングは、顧客との関係性が特に重視されています。日本の金融機関であるため、日本語を用いてコミュニケーションをとることができます。

顧客のニーズに沿ったきめ細かなサービスを受けられることが特徴です。

メリット

  • 事業承継、相続も含めた相談が可能

デメリット

  • 投資商品の種類、サービスは海外と比較して限られることもある

海外のプライベートバンキングのメリット・デメリット

海外のプライベートバンキングは、特に資産運用・管理を重視していることが特徴です。顧客の資産を守ること以外にも、積極的に運用し利益を追及することもできるようです。

メリット

  • 日本よりもグローバルな市場で幅広い投資機会が得られる
  • 大きな利益を出せる機会もある

デメリット

  • 大きなリスクを背負うことになる可能性がある

よくある質問

プライベートバンキングとはどのようなサービスですか?

プライベートバンキングとは、おもに富裕層の個人や家族を対象とした金融サービスを指します。専門的で高度な知識、スキルをもつ担当者がサービスを提供します。

サービス内容としては、資産運用や管理、事業承継、資産承継の他、金融以外のサービスも幅広くサポートを行うことが特徴です。

プライベートバンキングとウェルスマネジメントの違いを教えてください

プライベートバンキングとウェルスマネジメントはどちらも似たサービスであり、「顧客の資産を運用・管理、事業や資産の承継・対策などを幅広く行うサービス」を指します。

ただし金融機関によっては、ウェルスマネジメントのほうが、プライベートバンキングよりも幅広いニーズに対応したサービスという意味合いをもたせることもあるようです。

プライベートバンキングはいくらから口座開設できますか?

プライベートバンキングの口座を開設するためには、最低でも数千万円、数億円の資産をもつことが条件といわれています。また資産以外にも、家族構成などが審査の対象になるようです。

審査基準は金融機関により異なります。
監修者の小宮 崇之
小宮 崇之(こみや たかし)

大学卒業後、信用金庫に入社。中立的な立場でお客様目線の営業をしたいという思いから、保険代理店として独立を決意。保険会社の代理店営業職、保険会社の研修生を経て2020年9月に保険代理店を設立。 保険代理店の実務経験を生かして、執筆業や講師業も行う。

保有資格: CFP®(公認ファイナンシャルプランナー) / TLC(生命保険協会認定FP) / 損害保険プランナー / 証券外務員一種 / 日商簿記検定2級

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