教育ローンとは:教育関連の支払い目的で使用するローン
教育ローンとは、教育のためにお金を借りるローンです。高等学校や大学、専門学校、大学院などの高等教育を受けるにあたって、必要な学費や生活費をまかなうために利用します。
教育ローンは、学生本人ではなくその保護者が契約します。返済責任も保護者が負うのが特徴のひとつです。
教育ローンの融資対象になる資金使途
教育ローンの資金使途の例には、以下のようなものがあります。
教育ローンの資金使途の例
- 学校納付金
- 受験費用
- 在学のため必要となる住居費用
- 教科書代、教材費
- 融資金にかかる保証料 など
教育ローンの種類によって資金使途が異なります。教育ローンを申し込む際は、利用したい内容が融資対象となっているか確認しておくと安心です。
教育ローンは「国」と「金融機関」が提供している
教育ローンは、国(日本政策金融公庫)と金融機関が提供しているローンの2種類に分けられます。それぞれの違いは以下のとおりです。
国(日本政策金融公庫)の 教育ローン | 金融機関の教育ローン | |
---|---|---|
金利 | 2.25% 交通遺児家庭、母子家庭などの場合は1.85% | 0.9~5.7% |
世帯年収の上限 | あり | なし |
申込条件 | 世帯年収(所得)の上限額 子供1人:790万円(600万円) ~子供5人:1,190万円(990万円) | 前年度の税込年収が一定以上 |
審査基準 | 年収、信用情報など | 年収、信用情報など |
担保・保証人 | 進学者・在学者の4親等以内の親族 (原則として別居・別生計)の 連帯保証が必要。 なお、(公財)教育資金融資保証基金の 利用も可能 | 原則不要 |
※記事作成時点の情報であり、現在は変更になっている可能性がございます。
金融機関の教育ローンは、住宅ローンや自動車ローンなどほかのローン(住宅ローンや自動車ローン)と同様に「申込者本人に返済能力があるか」により融資が判断されます。一方、国の教育ローンは、おもに経済的に困難な状況な人を対象に融資をしているという違いがあります。
教育ローンと奨学金の違い
学費を準備する手段として、教育ローンのほかに奨学金制度があります。ここでは、国の教育ローンと奨学金(貸与型)の違いを説明します。
国の教育ローン | 奨学金(貸与型) | |
---|---|---|
借りる人 (債務者) | 保護者 | 学生本人 |
借入金の 受け取り方 | 一括で受け取る | 月額で受け取る |
申込条件 | 世帯年収(所得)が基準を満たしていること | 大学・短期大学・ 専修学校などへ進学を予定し、 指定の時期に高等学校や 専修学校を卒業する人 |
金利 | 0.9~5.7% | 0~1.2% |
借入可能額 | 一括350~450万円 | 月額1~12万円 |
審査 | あり | あり |
返済開始時期・ 返済期間 | 最長18年 | 最長20年 |
※記事作成時点の情報であり、現在は変更になっている可能性がございます。
奨学金は慈善団体や学校、政府民間の組織によって提供されます。奨学金には返済の必要がない給付型と返済が必要な貸与型があります。貸与型で利子がある場合の奨学金は教育ローンと似ており、混同しやすいため注意しましょう。
借りる人(債務者)
教育ローンは学生本人ではなく保護者が借ります。申し込みから借り入れ、返済などすべて保護者が行います。奨学金(貸与型)の場合、借りるのは学生本人です。卒業後の返済義務も学生本人にあります。
借入金の受け取り方
教育ローンは基本的に1年分を一括でまとめて支払われます。一方、奨学金(貸与型)は「月額〇〇円」などと支払われることがほとんどで、一括で支払われることは多くありません。
奨学金はプログラムによって受け取る頻度や方法が異なります。教育ローンや奨学金を申し込む前に、受け取り方が資金使途に合っているか事前に確認しておくとよいでしょう。
申込条件
教育ローンと奨学金(貸与型)は、申込の条件が異なります。貸与型の奨学金は、奨学金の家計基準を満たす学生に提供され、学業成績や志望動機などに基づいて授与されることもあります。奨学金は基本的に、経済的理由で就学が困難な優れた学生が給付対象です。そのため「世帯年収の上限額」が申込条件に含まれています。
国の教育ローンは学業成績・志望動機などは求められませんが、奨学金と同様に「世帯年収の上限額」が設定されています。金融機関の教育ローンは、一般的に年収の上限額がありません。ただし「前年度税込年収が200万円以上」などの年収の下限が定められています。
金利
奨学金(貸与型)は無利子(無金利)で提供される場合があります。無利子ではない場合は低金利のローンと同程度の金利が適用され、利息と元金を返済していきます。
教育ローンは、一般的に無利子の商品はありません。金利が適用され、利息と元金を返済します。
借入可能額
教育ローンの種類によって借入可能額はさまざまですが、国の教育ローンであれば350万~450万円、金融機関なら10万~1,000万円ほどあることが一般的です。
奨学金(貸与型)の場合は、月に1万~12万円ほど借り入れられます。奨学金の種類によって異なりますが、まとまった金額を一括で受け取るのではなく月単位で資金交付されるという特徴があります。
審査
教育ローンも奨学金も、審査は「申込条件を満たしているか」を確認するという点では変わりません。
教育ローンは借りる人の返済能力を見て、確実に返済できるかをチェックされます。奨学金の場合、世帯年収に加え学業成績や推薦状などの要因に基づいて審査が行われるのが一般的です。奨学金提供者は審査の項目を総合的に評価し、奨学金を受ける学生を選択します。
奨学金は借りる人が学生本人であるからこそ、返済能力で決まるわけではない点が特徴のひとつです。 教育ローン(※)の審査では返済のための十分な収入があることを、奨学金は経済的に余裕がないことを確認するという違いがあります。
※国の教育ローンを除きます。
返済開始時期・返済期間
教育ローンの返済方法は種類によって異なりますが、借りた翌月から保護者が返済していくのが一般的です。一部の教育ローンは、在学中は利息の支払いも含めて返済不要です。
奨学金は、卒業後に学生本人に対して返済義務が発生します。そのため、大学などに通っている間は奨学金を返済する必要はありません。奨学金の返済期間は、最長20年ほどに設定されています。
教育ローンのメリット
ここでは、教育ローンのメリットを説明します。資金を準備する手段にはさまざまなものがありますが、教育ローンには以下のようなメリットがあります。

申込条件の自由度が高い
教育ローンは奨学金と比べて申込条件の自由度が高い傾向があります。
奨学金の場合、世帯年収や学力などの条件が細かく設置されているために条件を満たせないこともあるかもしれません。一方、教育ローンは奨学金と比べて申込条件の自由度が高いため、申込の対象となる可能性が高くなります。
教育ローンは奨学金のような学力や成績などの条件はありません。国ではなく金融機関の教育ローンであれば、世帯年収の上限もないため、申込条件を満たしやすいといえるでしょう。
必要なお金がまとめて入金される
奨学金は「月〇円」などと少しずつ融資されることが多いですが、教育ローンは一括でまとまったお金の融資を受けられます。入学金や留学費用など、まとまった資金が必要なときには一括で受け取れる教育ローンを利用すると便利です。
返済義務が子供ではなく保護者にある
教育ローンは子供ではなく保護者が契約をし、返済義務を負います。奨学金の場合は学生本人が契約・返済するため、卒業後に返済を続けていかなければなりません。
教育ローンであれば、子供に返済の負担を背負わせることなく利用できます。
教育ローンのデメリット
ここでは、教育ローンのデメリットを説明します。教育ローンは契約者が保護者であるため、保護者の勤務状況や信用情報などが関わるという特徴があります。

奨学金よりも金利が高い場合がある
教育ローンの種類にもよりますが、教育ローンは奨学金よりも金利が高い傾向があります。
金利が高い場合、支払総額が増加してローンの返済が困難になる場合があるため注意が必要です。借りる前に返済計画を立てて、返済の見通しが立ったうえで申し込む必要があります。
年収や勤続年数などの条件を満たす必要がある
教育ローンを借りるためには、審査に通過しなければなりません。審査で確認される内容には、以下のようなものがあります。
審査で確認される内容
- 年収
- 勤務先
- 勤続年数 など
年収は「前年度税込年収が200万円以上」といった条件が設定されることもあります。この条件は、低所得者や経済的困難な状況の人を対象にした奨学金には設定されていません。申込条件にあてはまらない場合は、審査で落とされる可能性が高くなります。教育ローンに申し込む前に、申込条件を満たしているかを確認しましょう。
信用情報に問題があると借りられない場合がある
教育ローンに申し込む際に借り手の信用情報に問題があると、借りられない場合があります。
信用情報とは、クレジットカードやローンの契約に関する情報のことです。信用情報は信用情報機関に記録されており、金融機関は審査の際に申込者の同意を得ることで信用情報の照会が可能です。
例えば過去に他社のローンの返済やクレジットカードの支払いを延滞した経験がある場合、申込者本人の信用情報に問題があると判断されて新規のローンを借りられなくなる可能性があります。
信用情報に問題がある場合、申込条件を満たしていたとしても借りられない可能性が高まります。過去にクレジットカードの支払いを延滞した経験がある方は注意が必要です。
奨学金のメリット・デメリット
教育ローンの申し込みを考えている方の中には、奨学金も検討に含めている方がいるかもしれません。ここでは、奨学金のメリットやデメリットを説明します。
奨学金のメリット
奨学金は、経済的な困難を抱える学生をサポートしてくれる仕組みです。学費や学用品の支払い、生活費のカバーに役立ちます。
奨学金(貸与型)の金利は一般的に教育ローンよりも低く設定されているため、卒業後の返済負担が比較的軽いというメリットがあります。場合によっては金利なしで、返済は元金のみでよい場合もあります。
奨学金のデメリット
奨学金はすべての学生が利用できるわけではありません。学力や収入などに基づく条件を満たさない場合、奨学金を利用できません。
また、貸与型の奨学金は将来的に学生自身による返済が必要です。返済が滞ると信用情報に影響を与える可能性があるため、引き落とし日までに口座に返済金額を準備しなければなりません。
奨学金は一般的にまとめて入金されません。そのため、学校への入学前に納付する必要がある初期費用には利用できない可能性があります。
教育ローンと奨学金どちらの利用がおすすめ?
教育ローンと奨学金はそれぞれにメリットやデメリットがあり、どちらを選ぶべきかと迷う方もいるかもしれません。ここでは、それぞれの利用をおすすめする方を説明します。
教育ローンの利用がおすすめの方
教育ローンは、以下のような方におすすめです。
教育ローンがおすすめの方
- 入学前の資金が不足している方
- 高額な費用が必要な方
- 子供に返済義務を持たせたくない方
- 奨学金の申込条件を満たせない方
奨学金は学生自身が借りるため、卒業後に学生が返済していかねばなりませんが、教育ローンは保護者が借ります。学生が社会人になってから奨学金の返済を続けることは、経済的な負担になる可能性もあるでしょう。
また、奨学金は教育ローンと比べて世帯年収や学力などの条件が細かく設定されている場合があります。「学費が必要なものの、奨学金の申込条件を満たせない」という方は、教育ローンを検討するとよいでしょう。
奨学金の利用がおすすめの方
奨学金は、以下のような方におすすめです。
奨学金がおすすめの方
- 経済的な理由で学費の捻出が困難な方
- 奨学金の成績条件を満たせる学生
- 世帯年収など奨学金の条件を満たせる家庭
奨学金(貸与型)は教育ローンより金利が低い傾向があるため、条件を満たせる方は奨学金を検討するのもひとつの考えです。学費の援助を必要としている方は、成績や世帯年収などの条件を満たせているか確認したうえで申し込みましょう。
教育ローンの返済に関する注意点
教育ローンは学費などを準備するにあたって便利な手段ですが、返済方法などによっては返済の負担が大きくなる場合があります。教育ローンを利用する際は以下の点に注意しましょう。
- 返済が長引くと、利息の負担が大きくなる
- 返済額に保証料が含まれる
返済が長引くと、利息の負担が大きくなる
教育ローンは返済が長引くと、利息の負担が大きくなる傾向があります。
教育ローンはあくまで借り入れであるため、借入金額に対して利息(手数料)が発生します。返済期間中は月々の返済を行わねばなりません。
教育ローンは適用金利がほかのローンと比べて低いものの、月々の返済額を設定して返済期間が長引いた場合は支払総額が膨れ上がる可能性があります。利用前には返済計画を立てて、月々の返済額や返済期間、完済予定日などを明確にしておくとよいでしょう。
返済額に保証料が含まれる
教育ローンによっては保証料が発生する場合があります。教育ローンの保証料とは、保証人を必要としないかわりに発生する手数料のことです。
例えば国の教育ローンの場合、借入金額300万円で10年にわたって返済した場合、合計で92,385円の保証料がかかります。返済額は、単純に「元金+利息」ではない点に注意しましょう。
返済額をシミュレーションをしてみよう
教育ローンに申し込む前には、返済額をシミュレーションして支払総額を把握することが大切です。ここでは国の教育ローンの返済シミュレーションの例を紹介します。
借入金額 | 返済期間 | 金利 | 保証料総額 | 支払総額 |
---|---|---|---|---|
200万円 | 8年 | 年2.25% | 49,376 円 | 2,185,200 円 |
300万円 | 10年 | 年2.25% | 92,385 円 | 3,349,900 円 |
借入金額200万円、返済期間8年の場合、支払総額は約219万円となります。借入金額300万円、返済期間10年の場合は支払総額が約335万円となります。
※シミュレーションの際は最も高い金利を入力するなど余裕を持った返済計画を立てましょう。
教育ローンの借り方(申し込み~借り入れ手順)
教育ローンの申し込みから借り入れまでの流れは、以下のとおりです。

教育ローンはWEBや銀行などの店頭で申し込みをします。国の教育ローンの場合、申込時に必要なものは以下のとおりです。
教育ローンの申し込みに必要なもの
- 借入申込書
- 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書
- 運転免許証またはパスポート
- 源泉徴収票または確定申告書(控)
- 預金通帳や領収書など支払状況のわかるもの(最近6カ月分以上)など
申し込みから融資までは、金融機関の教育ローンは2、3週間、国の教育ローンは数カ月かかる場合があります。国の教育ローンは2~3カ月前の申し込みを推奨しているため、早めに必要書類を準備しましょう。
奨学金の借り方(申し込み~借り入れ手順)
奨学金は各自治体や民間団体のほか、学校が設ける奨学金などさまざまな制度があり、申込方法や申込時期が異なります。一般的には必要な書類を揃えて提出し、書類を審査してもらって許可されれば融資を受けられる流れです。
奨学金の種類によっては大学を通さなければならないものもあります。奨学金を借りる流れの例は、以下のとおりです。
- 学校で必要書類を受け取る
- インターネットなどで申込手続きを行う
- 申し込んだ学校から採用候補者決定通知を受け取る
- 進学後、進学届を提出する
- 奨学生として採用される
- 奨学金の振り込みがスタートする
奨学金の申込のために必要な書類は交付団体によって異なります。必要な書類や提出期限を事前に確認し、余裕を持って準備するようにしましょう。
教育ローンの選び方
教育ローンは国が提供するものや金融機関が提供するものなどさまざまな種類があり、何を基準に選ぶべきか迷う方がいるかもしれません。ここでは、教育ローンを選ぶときのポイントを説明します。

資金使途が借入対象ものを選ぶ
教育ローンは、種類によって資金使途が異なります。多くの教育ローンは学費や入学金、試験費用などに使えます。一方受験にかかる宿泊費用や海外留学費用に使えるかは種類によって異なります。
教育ローンを申し込む前に、資金使途に合った使い方をできるかを事前に確認しておきましょう。
借入可能額が十分なものを選ぶ
教育ローンを申し込む際は、必要な資金を借りられるか確認しましょう。
教育ローンの借入可能額は最高で300万~500万円ほどに設定されていることが多いですが、細かな金額設定は金融機関によって異なります。もし申し込んだ教育ローンの融資額が必要な金額より少なければ、残りは自己資金となってしまいます。必要な金額を借りられるか、借入可能額を確認してから申し込みましょう。
適用金利が低いものを選ぶ
教育ローンは金利が低いほうが支払利息の負担を減らしやすいため、適用金利が低いものを選ぶのがおすすめです。
実際に適用される金利は、審査の結果が出るまでわかりません。審査の前に「自分の借入額の場合だと、どれくらいの金利になるのか」を確認しておくとよいでしょう。
一般的に金融機関が表示している金利は〇〇%~〇〇%と幅があります。最低の金利が適用されるとは限らないため、その金融機関で最も高い金利を比較して確認しておくのがおすすめです。
返済開始時期・返済方法で選ぶ
教育ローンの返済開始時期は金融機関や種類によって異なります。
教育ローンによっては「在学中は利息の支払いも含めて返済不要」といったものや「在学中は利息のみ支払い、卒業後に利息+元金を支払う」もの、「在学中は保護者が、卒業後は子供が返済する」ものなど、さまざまな種類が用意されています。ニーズにあった返済方法を選べるものを申し込むのもひとつの選択肢です。
融資スピードで選ぶ
学費のためにすぐにお金が必要な方は、融資のスピードで選ぶのもよいでしょう。融資までにかかる日数は、ローンの種類によって異なります。
教育ローンは学費や大学合格通知、返済能力の確認などが行われるため、審査に時間がかかる傾向があります。融資を受けるまでの時間は、教育ローンの場合は2、3週間~数カ月、奨学金は1~2カ月ほどであることが一般的です。手続き時間を短くしたい方は、融資までの時間が短いカードローンに申し込むのもひとつの考えです。
教育ローン以外で資金を調達する方法手段
教育ローンの審査に落ちてしまった場合や融資までのスピードを重視する方は、ほかのローンで必要な資金を借りることを検討するとよいでしょう。ここでは、教育ローン以外に資金を調達する方法を説明します。
金利 | 融資までの時間 | 利用上限 | 審査 | |
---|---|---|---|---|
教育ローン | 年0.9~5.7% | 2、3週間~数カ月 | 10~1,000万円 | あり |
奨学金 (貸与型) | 年0~1.2% | 1~2カ月 | 月額2万~12万円 | あり |
カードローン | 年1.5~18.0% | 最短当日 | 年収の3分の1以下 | あり |
フリーローン (銀行のフリーローン の場合) | 年2.0~15.0% | 約2週間 | 700万~1,000万円 | あり |
カードローン
カードローンとは、金融機関が提供する個人向けの融資商品です。カードローンのメリットとデメリットは、それぞれ以下のとおりです。
カードローンのメリット
- 借入可能額内なら繰り返し借り入れできる
- 担保や保証人なしで契約できる
- 当日融資に対応するカードローンもある
カードローンのデメリット
- 教育ローンやフリーローンより金利が高い傾向
- 教育ローンやフリーローンより借入可能額が少ない傾向
カードローンの使い道は限定されていないため、教育関連以外にも利用できるのがメリットです。
また、カードローンは借入可能額の上限まで何回でも借り入れができます。当日審査に対応しているものもあるため、手続きの時間をできるだけ短くしたい方にもおすすめです。
フリーローン
フリーローンとは、おもに銀行が取り扱っている個人ローンです。フリーローンのメリットとデメリットは、それぞれ以下のとおりです。
フリーローンのメリット
- 基本的に担保や保証人なしで契約できる
- 教育ローンより手続きがやや簡易的
フリーローンのデメリット
- 教育ローンより金利が高い傾向がある
借り入れの資金使途を限定している教育ローンとは異なり、フリーローンは借入金の使い道が限定されていません。事業やギャンブル以外の資金使途であれば基本的に使い道は自由です。